◇南中國海における問題の頻発は中國にとって試練
今年の海洋や平和に関する報道の多くが南中國海に関係するものだ。中國は一部のASEAN(東南アジア諸國連合)加盟國、特にベトナムやフィリピンなどと激しく対立している。戦爭に発展する言動はまだないが、南中國海は世界各地の関心を集めている。中國は米國に介入しないよう警告したが、今では南中國海問題の関係國でない日本やインドも加わっている。
黃大慧氏は「環球時報」に対し、「南中國海問題での一部の東南アジア諸國の目的ははっきりしている。フィリピンにしてもベトナムにしても、問題を國際化し、中國と単獨で戦うことを避けたい考えだ。こうして、インドや日本などの地域外の國に中國をかき亂すチャンスが與えられる。彼らにはそれぞれ要望があり、米國のサポートもあるため、南中國海でますます堂々と行動できるようになる。これは、中國が避けることのできない外交面の難題だ」と述べた。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年9月23日