中國共産黨第18回全國代表大會(十八大)が8日午前、北京人民大會堂で開幕した。胡錦濤総書記は9日午前、江蘇代表団との討議に出席した際、「十八大の報告は新しい情勢の下で、中國の特色ある社會主義の新たな勝利を勝ち取るための政治宣言と行動綱領となっている。私たちは、十八大の精神を學び、貫徹することを新しい出発點とし、擔っている責任と使命を深く認識し、中國の特色ある社會主義の偉大な事業(yè)がより大きな業(yè)績を成し遂げるよう、引き続き団結して奮闘すべきだ」と強調した。
胡総書記は政策の堅持と実行における重點について、5つの點を求めた。
まず、十八大が提出した小康社會(いくらかゆとりのある社會)の全面的実現と改革開放の強化目標を正しく認識し把握すること。経済発展方式の転換を加速し、重要な分野と、要となる改革は引き続き新たな業(yè)績を成し遂げるために努めていく。第2は、科學的発展という本質的な要求を正しく認識し把握すること。革新による発展推進の戦略を実行し、経済構造の戦略的調整を推進し、都市部と農村部の一體化を促し、國際経済協(xié)力と競爭における優(yōu)位性を作ることなど新たな道を模索していく。第3は、國民生活の保障と改善を重點とする社會づくりの要求を正しく認識し把握すること。第4は、「生態(tài)文明(経済発展と共に、環(huán)境や資源の保護を提唱した発展方式)」の重要性と緊迫性を正しく認識し把握すること。第5に、黨の建設の科學化レベルを向上することが、中國の特色ある社會主義事業(yè)に対する重要性につながることを正しく認識し把握すること、となっている。
「中國國際放送局 日本語版」より 2012年11月10日