エネルギーに話を戻そう。中國は1993年に原油の純輸入國になって以來、中東からの原油輸入量が増加し続けているのは確かだ。だが、中國自體も世界第4の産油國であり、石油産出量はサウジアラビア以外の中東の産油國を上回ることに目を向けるべきだ。中國と中東諸國とのエネルギー協力は公開された、透明で、互恵的なものであり、中國のエネルギー安全保障にプラスであるだけでなく、地域の國々が自國の恵まれた資源を存分に活用して経済発展と社會の安定を実現するためのチャンスも提供してきた。これが地域の平和、安全、発展、繁栄に対する貢獻でないことがどうしてあろうか?
中國の中東政策は明確であり、少しも曖昧な點はない。「平和、発展、協力、ウィンウィン」が中國の掲げる旗印だ。國力の増強に伴い、中國が中東で一層の役割を発揮し、西側とは異なる獨特の責任を擔ってみせることに何の疑いもない。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月18日