日本にも「裸婚」に対する議論がある。しかし、中國(guó)と違うのは、日本の新婚さんが気にするのは、指輪を買うかどうか、ハネムーンに行くかどうかであって、マイホームやマイカーについては二の次になっていることだ。
日本人が家や車に興味がないというわけでは決してない。しかし、結(jié)婚時(shí)にマイホームとマイカーを要求するのは現(xiàn)実的ではないのだ。新婚夫婦はそれが必要だとも考えておらず、結(jié)婚生活を営む中で、経済條件が整ったときに買えば良いと考えている。高度経済成長(zhǎng)期を経験した人々曰く、當(dāng)時(shí)の若い男性にとって、家と車は當(dāng)然必要なものであり、メンツにも絡(luò)む問(wèn)題だった。しかしながら、結(jié)婚に必須というものではなかったという。
中國(guó)の若者にとって、「裸婚」は不本意な現(xiàn)実に置かれ、やむを得ずとった現(xiàn)実主義的態(tài)度なのかもしれない。激しい就職競(jìng)爭(zhēng)、上がり続ける物価、一生働いても買えない住宅、親の世話と育児など…男性であれ女性であれ、彼らが受ける物質(zhì)的、精神的プレッシャーは大きい。もし私が中國(guó)人なら、これらの要因に押しつぶされてしまうに違いない。