安倍晉三首相は10月26日、米ウォール?ストリート?ジャーナル紙の獨占インタビューに応じ、日本はアジア太平洋地域の安全保障分野でリーダーシップの役割を擔(dān)うべきだとし、世界に大きく貢獻(xiàn)する意欲を示した。また、世界への貢獻(xiàn)の主な手段の1つに「アジアでの中國との対抗」を挙げた。さらに、首相は27日、陸上自衛(wèi)隊の観閲式で行った演説で、警戒と監(jiān)視、情報収集の取り組みを強化し、防衛(wèi)力の存在だけで抑止力となるという発想を捨て、集団的自衛(wèi)権の行使を引き続き検討し、離島の防衛(wèi)に力を入れると強調(diào)した。このような「好戦的発言」が日本の首脳の口から出れば、國際世論の関心を引き起こさないはずない。中國を含むアジア太平洋地域の國は、安倍首相の「好戦的発言」の意図を深く考える必要がある。
まず、1つ目は、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)が國內(nèi)の事情によりアジア太平洋地域の2回の重要なサミットを欠席した後に、アジア太平洋地域に「米國のアジア太平洋地域での力が縮小した」という見方が出現(xiàn)したことが、日本に戦略的な「衝動」を起こさせた。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は「軍事力の重點のアジア太平洋地域への移行」を誓ったが、アジア太平洋地域での2回の重要なサミットを欠席し、誓いを破った。これは、アジア太平洋地域がどれだけ重要でも米國の國內(nèi)情勢ほどではないことを示す。米國がアジア太平洋地域重視という実行できない主張をする中、日本は中國に風(fēng)が向いており、アジア太平洋地域は中國に一人勝ちさせてはならず、日本も同地域での実力を示す必要があると感じた。日本は中國と東南アジア諸國連合(ASEAN)、韓國、インド、オーストラリア、ニュージーランドなどの國の関係が近づくことを望んでいないため、アジア太平洋地域の安全保障の役割を擔(dān)うのは「日本以外にありえない」という態(tài)度をすぐに示した(米國が欠席、または能力不足が前提)。